
スキマ時間や自分の時間を有効活用して稼ぎたい!
そう思った方はこの記事に辿り着いているかもしれませんね。
時間に縛られず、自分の好きなタイミングで自由に配達してお金を稼げる配達員とも呼ばれているUber Eats 配達パートナーですが、配達で使える乗り物はどのようなモノがあるかご存知でしょうか?
Uber Eats の配達で使える乗り物は自転車、原付バイク、126cc以上バイク(事業用)、軽自動車(事業用)、そして徒歩となります。
自転車だけでなく、今は車での配達も可能になっていますので、実にご自身の状況に合わせて車両を選択することが可能になっています!
本記事では、これらの乗り物のメリット・デメリットの紹介、そして各種必要書類や手続き、タイプ別チェックリストなどを紹介しておりますので、Uber Eats 配達パートナーとして自分が使える車両について知りたい、登録を検討しているといった方は要チェックです!
Uber Eats で配達できる車両の種類
Uber Eats で配達に使える車両や移動手段は以下の通りです。
これらのうち、登録できる車両タイプは1つのみで、複数の異なる車両を同時に登録して使うことはできません。
複数の車両タイプを登録したい人
ただし、例外もあります。
車両の排気量のタイプが同じものは複数登録は可能になります。
例えばバイクを複数台持っている人などは、同じ車両タイプであれば複数の登録をすることが可能です。
その際はアプリから新規書類を再度アップロードして登録するといいでしょう。
また、車両タイプが他のものにする場合には変更手続きが必要になります。
この後説明する各車両に伴う手続きやメリット・デメリットによってご自身の配達方法がどれがいいのか検討していただければと思います。
ただし、自転車の場合は徒歩に切り替えることは可能です。
各車両ごとの登録手続き・必要書類
各車両ごとの登録手続きや必要になる書類などは異なりますので、それぞれ自分が使う車両には何が必要なのか準備してから登録を進めるといいでしょう。
お住まいの地域により各車両の特性を活かしながら配達をこなしていければいいと思いますので、各種用意して進めてください。
自転車・徒歩
自転車と徒歩に関しては登録はさほど面倒ではありません。
基本的に最初は自転車で配達することをオススメします。
なぜなら手続きとコストが他よりも圧倒的にかからないからです。
自転車でしたら1〜3万円程度の初期費用で対応できるのと、最悪自前のママチャリなどでもできちゃいます。
他の車両よりも手続きに必要なものも少ないですし、何より手軽に始められますので最初の一歩としては自転車で十分かと思われます。
ある程度私のように稼いでから自転車から別の車両に切り替える検討をするといったステップを踏んでもいいと思います。
また、自転車の場合自動的に「徒歩」の手段もセットで切り替え可能になります。

このようにアカウント設定から途中で切り替えることも可能ですので、もし交通状況やご自身の状況により切り替え検討の際は簡単に切り替えることが可能です。
原付バイク(125cc以下)
原付バイクで配達している人も巷ではよく見かけられます。
登録する際には以下の用意が必要になります。
- 配達パートナー登録時に「バイク(125cc以下)」を選択。
- 必要書類
自転車とは違いある程度必要書類が増えます。
原付は他のバイクなどと比べても初期費用が少額で済むので自転車の次に活用するものとして使いやすいと思います。
ただ、バイクの中でも車体が小さく、スピードも出過ぎることもなく、小回りは効きますが、同時にタイヤが小さい分スリップなどの事故には注意が必要です。

安全運転に心がけ事故には気をつけましょう。
バイク(126cc以上、事業用)

126cc以上のバイクでは、以下の手続に伴う用意が必要になります。
- 「バイク(126cc超)」として事業用登録が必要。
- 必要書類
- 運転免許証(普通自動二輪以上)
- 自賠責保険証書
- 任意保険証書
- 車検証
- 事業用ナンバープレート(緑ナンバー)
事業用車両としての登録で緑ナンバーといった形で事業用車両としての登録が必要になります。
必要書類は以下になります。
これらの書類を用意して手続きをしてもらえれば完了です。
- 必要書類を用意する
- 運輸支局に行き、「貨物軽自動車運送事業経営届出書」「運賃料金設定届書」「事業用自動車等連絡書」を記入する
- 必要書類を提出する
- 緑ナンバーが交付される
登録自体は最短で1日で可能になりますので、必要書類などを持参し、手続きすれば可能になります。
軽自動車(事業用、黒ナンバー)

軽自動車も事業用として登録すれば配達が可能になりました。
126cc以上のバイクと同じように、その際は手続きが必要になりますので、事前準備が必要になります。
- 2022年10月以降、軽自動車でも事業用登録(黒ナンバー)が全国で可能に。
- 必要手続き
- 運輸支局で「貨物軽自動車運送事業」の経営届出を行う
- 軽自動車検査協会で黒ナンバーを取得
- Uber Eats に車検証や黒ナンバーの写真などを提出
- 必要書類
- 運転免許証
- 車検証
- 黒ナンバー取得後の車両写真
軽自動車を事業用車両(黒ナンバー)に変更する(取得する)には運輸支局と軽自動車検査協会での手続きが必要になります。
緑ナンバーと違う点は、軽自動車検査協会にも行かなければならないことです。
必要書類は以下になりますので、事前に準備しておきましょう。
これらの必要書類を用意して管轄の軽自動車協会に持ってきます。
- 車検証の写しを持って運輸支局に行く
- 「貨物軽自動車運送事業経営届出書」「運賃料金設定届書」「事業用自動車等連絡書」を記入する
- 軽自動車検査協会へ提出する書類を持って軽自動車検査協会に行く
- 軽自動車検査協会で車検証と黒ナンバーが交付される
黒ナンバー取得は意外と簡単ですし、お金もほとんどかからないので軽自動車を持っている方はおすすめです。
ただし、任意保険の保険料が自家用車に比べて3割くらい高くなるので、その点だけ注意が必要です。
その他の注意点
基本的な配達スタイルは以上になりますが、それに踏まえ注意点も押さえておきましょう。
Uber Eats で配達できる車両は、自転車・原付バイク・事業用バイク・事業用軽自動車・徒歩の5種類です。
車両ごとに必要な手続きや書類が異なるため、希望する手段に合わせて準備を進めてください。
登録や変更はWEB上で完結し、最短1日で配達を始めることも可能です。
Uber Eats 配達車両のメリット・デメリット比較
それぞれの配達車両の登録や必要な手続きをここまで紹介させていただき、ご自身のスタイルに合った配達手段を選んでいただければいいかと思いますが、どちらもメリット・デメリットはあります。
その点も改めて考慮して車両を選ぶようにしましょう。
Uber Eats 配達車両タイプ:自転車

自転車で配達する際のメリットとデメリットはこちらになります。
メリット | デメリット |
①小回りが効き、渋滞回避可能 ②維持費が安い(車検・燃料不要) ③免許不要ですぐ始められる ④駐車場所に困りにくい | ①体力消耗が激しい(特に坂道・悪天候時) ②天候の影響を受けやすい(雨/強風で作業困難) ③配達距離が短く単価が低くなりやすい |
自転車の特徴
イメージされている方も多いとは思いますが、Uber Eats の配達で一番多いのが自転車による配達になります。
自転車の一番のメリットは何よりも気軽に配達できることでしょう。
先述した手続きなどにおいても、登録に必要なものは身分証明書だけですし、自転車さえあればいつでも誰でも配達してお金を稼げます。
レンタルサイクルも利用できますのでお近くのレンタルサイクルなどを活用して配達することも可能です。

使い慣れた自分の自転車の方が良いですけどね。
一方、自転車のデメリットは他の車両と比べて疲れやすいことです。
電動自転車なら疲れにくいですが、ママチャリのような普通の自転車は結構疲れます。
坂道を登ったりしたりするので、ギアが最低でも3速以上あるものを使うことを推奨します。
私は7段ギアの自転車を愛用していますが、3速くらいで十分ではないかなぁと感じています。
自転車を利用する人は、このような人がオススメです。
これらに当てはまる人は自転車での配達を推奨です。
正直6時間以上のフル稼働は結構疲れます。
1〜5時間程度の時短で、ピークタイムだけを狙って稼ぐなんてのもありです。
また、雨の日はバイクの配達員も事故や転倒などのリスクもあり配達員が減りますので、防雨管理さえしておけば、単価UPで短時間で他の配達方法より安全に効率よく稼ぐことも可能です。
雨の日はクエストと称して、インセンティブが別途プラスで載りますのでライバルが少ない分チャンスです。
とはいえ、疲れるのには変わりありませんので、メリット・デメリットを考慮しながら検討してみてください。
Uber Eats 配達車両タイプ:原付バイク(125cc以下)・事業用バイク

近年は街中で自転車と同じくらい、バイクでの配達をしている人もよく見かけます。
バイクのメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
①長距離配達で高単価獲得可能 ②機動力が高く広範囲をカバー可能 ③体力消耗が少なく長時間稼働可能 ④原付ならコスト高くない ⑤悪天候時でも比較的安定した稼働が可能 ⑥荷物積載量が増やせる(大型バイクの場合) | ①駐車場所の確保が難しい(特に都市部) ②経費がかさむ(ガソリン代/保険/税金) ③通行規制エリアが多い(時間帯制限あり) ④事業用登録が必要で手続きが必要 ⑤維持費がさらに高額(車両価格/整備費) ⑥駐車違反リスクが増加 |
バイク配達の特徴
Uber Eats の配達は原付バイク(125cc以下)なら普通に登録ができます。
126cc以上のバイクは手続は必要になりますが、事業用車両(緑ナンバー)であれば登録できます。
バイクによる配達の一番のメリットは自転車より稼ぎやすいことです。
正直自転車や車より稼ぎやすいです。
自転車より体力を使わないので楽なので8時間がっつり稼働しやすいので、本業向けです。
自転車より早く配達が終わるので稼ぎやすいですし、1日配達しても疲れにくいので日給にすると差が出てきます。
特に郊外だと配達距離も遠くなったりするので郊外はバイクの方がおすすめです。
逆に都市部は駐車スペースなども少なく、かつ交通規制や取り締まりも厳しいので、駐車場所を間違えると、切符を切られてしまう可能性が高いのもデメリットなので都市部では自転車より要検討です。
また、バイクのデメリットは自転車より事故のリスクが高いことが挙げられます。
スピードの出し過ぎやすり抜け運転も極力控えて安全第一に運転しましょう。
車両が大きくなると保険や税金などの維持費も嵩みますので収入と支出のバランスを鑑みて車両を選択するといいでしょう。
Uber Eats 配達車両タイプ:軽自動車(事業用・黒ナンバー)

2022年10月からどんな軽自動車でも事業用登録ができるようになりましたので、すでに軽自動車をお持ちの人は登録手続きさえすればすぐに始めることができます。
軽自動車でのメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
①天候の影響を受けず快適に作業可能 ②悪天候時に需要が急増し高収入が見込める ③事故時の安全性が高い ④車の中で休める | ①駐禁リスクが特に都市部で顕著 ②駐車場所に困る ③燃費が悪く燃料費負担が大きい(15km/L程度) ④小回りが効かず効率低下の可能性 |
軽自動車(黒ナンバー)の特徴
軽自動車の他の車両と比べて圧倒的にメリットは、天候を気にしないでいいこと、雨の日の配達などは単価アップで稼ぎやすい点です。
悪天候の日は自転車やバイクの配達員は激減するため、配達依頼はたくさん来ますし、インセンティブも高額なのでかなり稼げます。
大袈裟ではなく、普段の倍の収入が稼げると言っていいでしょう。
車の中でゆっくり休憩や休めるという点も他の車両とは違う点です。
逆に、最大のデメリットは駐車の場所に困る場合があることです。
都心部などの駅ビルや車が入れない繁華街にあるレストランなんかは駐車に困る場合があります。
事前にこの付近に配達依頼が来たらどこに駐車したらいいのかなど把握しながら配達する必要がありますので、道やその土地勘に詳しい人がいいと思います。
あとは、配達依頼の段階でレストランの店舗名と場所が表示されるので、その段階で駐車が難しい場所と分かったら配達依頼を拒否する選択肢なども出てきます。
最大のメリットもありますが、同時に配達としてはスピードや案件など選択肢が狭まる可能性がありますので考慮ください。
それでも配達中に荷物も持たなくていいですし、天候に左右されないというのは魅力的な点ではありますね。
Uber Eats 配達車両タイプ:徒歩

全ての地域でできるわけではないですが、自転車配達とセットで配達オプションとして活用できます。
メリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
①初期費用ゼロで即日開始可能 ②超短距離配達に特化 | ①配達可能エリアが極端に狭い ②収入が他の手段より低くなる |
徒歩配達の特徴
徒歩配達のメリットは自転車など乗り物が不要なことです。
都市部などの配達距離が短いところなどは活用できると思います。
配達バッグとスマホがあれば働けるので、仕事帰りにサクッとできたり、電車で都心部に行って徒歩で配達することが可能です。
また、階段や細い路地を使ったりすることが可能になるため、効率的に近距離の配達を行うことが可能になります。
雨の日は自転車やバイクの配達員は激減しますが、徒歩配達であれば傘をさしてできますので、かなり稼ぐことができます。
一方、徒歩配達のデメリットは疲れること。
正直、長時間の配達は厳しいと思います。
また、徒歩配達は配達距離が約1km圏内とはいえ、配達時間がかかるのであまり稼ぎにくいです。
Uber Eats 配達車両タイプ:総合比較表
結論としましては、以下のようにタイプ別にまとめられます。
車両種別 | 適正エリア | 天候耐性 | 初期費用 | 維持費 |
---|---|---|---|---|
自転車 | 都市部 | △ | 1-3万円 | 低 |
原付(125cc以下) | 郊外 | ○※車種による | 10-20万円 | 中 |
バイク(126cc以上) | 広域 | △ | 30万円~ | 高 |
軽自動車 | 全域 | ◎ | 50万円~ | 最高 |
徒歩 | 駅周辺 | ◯ | 0円 | 無 |
これらの指標をもとにどちらで登録するのか検討ください。
一度選択して途中で変更することはできますが、改めて、複数車両の登録はできませんので、その点だけ注意して慎重に選びましょう!
- 都市部中心なら自転車が効率的
- 悪天候時の稼ぎを重視するなら軽自動車
- 体力面を考慮するなら原付バイク
タイプ別:Uber Eats 登録車両のチェックポイント
最後に、自分がどの車両で登録するのが合っているのかチェックリストを参考に選択してみてはいかがでしょうか?
ご自身のニーズに合った働き方で適切に配達をこなせるように参考にしてください・
自転車&徒歩配達検討のチェックポイント
とにかく手始めに副業したい!稼ぎたい!といった人にはまずは自転車がいいと思います。
私もですが、徐々に稼いで慣れてきて資金が貯まってからバイクを購入するなどでもいいと思います。
【ワイズロードオンライン】などでは高性能なロードバイクなどの取り扱いがあり、自転車といえど快適に配達をこなせる商品も揃っています。
事業用として経費計上して仕事をメインかつご自身の運動がてら活用することもできますので検討してみてはいかがでしょう。
バイク配達検討のチェックポイント
Uber Eats の配達で最もおすすめな乗り物はバイク!!
理由はシンプルで、「一番稼ぎやすい」からになります。
都心部・郊外問わず効率よく配達できるため、自転車での配達に限界を感じたらバイクの導入を検討するのがおすすめです。

私も最初は自転車、その後バイクに切り替える予定です。
とはいえ、バイクを購入するにしても自転車より初期費用がかかりやすかったり、ガソリン代などの維持費、車両の排気量によっては保険、税金といった維持費によるコストも乗っかります。
そのため、長くしっかり稼ぐといった状況の方はバイクでいいと思いますが、とりあえず始めに始めるのは検討したほうがいいと思います。
もちろん自前ですでに持っている方はすぐバイクに検討してもいいと思いますので、経費面などを考慮して車両選択をしてください。
また、バイクを持ってはないけどいますぐにでもバイクでとりあえず活動したい!!
そのような方にはカーリースも検討してみるといいでしょう。
初期費用ゼロ&最短1か月からレンタルできるバイクのサブスクがオススメです。
HONDAのバイクのサブスクができる「EveryGoデリバリー」などは車両排気量を選択してお好きなバイクがサブスクで審査が通ればすぐ利用が可能です。
期間の縛りはなく1ヶ月のみの短期利用も可能です。
また、車両のみでなく、メンテナンス費用、税金、保険(対物/対人/人身傷害/ロードサービス/盗難)バイク配送料が プラン内にすべてコミコミで提供しております。
つまり維持費などはかかりませんので、税金や保険の管理もやってくれます。
長期保有するならバイクの購入まで検討はいずれ必要になると思いますが、一時的でも効率よく稼ぎたいといった人には便利な選択肢ですよね。
軽自動車配達検討のチェックポイント
最大のメリットは雨の日でも気にせず配達できることです。
他の車両タイプと比べて経費(ガソリン代・駐車代など)はかかりますが、それを差し引いても十分稼げるポテンシャルがあります。
特に郊外や地方都市では、駐車の問題が少なく、軽自動車の方がスムーズに配達できることが多いです。
また、北海道や東北などの豪雪地帯では、冬季に自転車やバイクでの配達が困難になるため、軽自動車が最適です。
さらに、軽自動車があればUber Eats以外の仕事もできるのが強みです。
例えば、Amazon配達員などの配送業務にも活用できるため、「稼げなくて生活に困る」という心配はほとんどありません。
そのため、これから配達の仕事を本業にしたい!という人にとって、軽自動車は選択肢の幅が広がるため特におすすめです。
すでに軽自動車をお持ちの方は迷わず軽自動車で登録してもいいかもしれませんね。
また、バイクと同じく、カーリースをするという方法もありです。
その際は軽自動車の取り扱いのあるリース会社を選ぶ必要がありますが、諸費用コミコミでの提供しているところもありますので、検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょう?
それぞれにメリットやデメリットはありますが、ご自身のライフスタイルに合った車両を登録方法や必要な書類手続きなどを参考に、検討ください。
- 手始めに始めるなら自転車
- 効率よく稼ぎたいならバイク
- 単価UP、本業まで見越すなら車
このような基準で検討いただければよろしいかと思います。
ぜひ参考にしていただいて、快適な配達ライフを充実させてください。
また、本記事以外にも実際の配達方法や、登録方法、必需アイテムなどの紹介もしていますので合わせて参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。




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