
こんにちは、いのさんです。
今回は自身の体験ベースをもとに色々とお話します。
僕は結婚して子供が3人いますが、そのうちの実子は1人です。
つまり、嫁がシンママ(シングルマザー)で連れ子が2人いました。
世間一般的に見ると少数派なケースでネガティブなイメージや声が多い家族の形ではありますが、僕は今の家族の形になれたことは良かったと思っています。
もちろん、簡単でスムーズにいかないこともたくさんありましたが、それらを乗り越えてきたからこその家族の絆や大切さを実感しています。
世の中の方々へ相手がバツイチであるとかシングルマザーであるとかはハードルは高いと感じる方もいるかも知れませんが、大切なのは相手とのフィーリングだと思っています。
ですので、「バツイチだから」とか「シングルマザー」だからとかではなく、相手の一個人としてのいいところを好きになって、素敵な未来を描けるような方々を応援したいなと僕は思っています。

今回は結婚に至る前段階の夫婦の出会いは省きますが、シンママと交際を検討している・交際している・結婚を考えている・もしくは悩んでいる・結婚したいと思っている人などにとって少しでも参考になればと思い綴ります。
個人の意見もありますのでご理解をいただいた上で読んで頂けたらと思います。
僕個人の生い立ちも赤裸々に綴っていますので良かったらこちらの自己紹介も参考にしてください。
結論:相当の覚悟は必要です。

結論から申し上げます。
正直シングルマザーとお付き合いを考えるのであれば、相当な覚悟は必要です。
自分はしっかり考えてる!
子供も好きだし、相手も大切にできる!
と思っている自身の持った人もいるでしょう。
その気持ちはとても素晴らしいと思います。
ですが、これから話す内容をステップを踏んだ上で前に進むことを願います。
僕自身が経験しましたし、今も壁にぶち当たることもあるからこそ伝えたいことでもありますが、これらはリアルな声として受け止めてもらうと幸いです。
少しだけ僕の昔話をさせてください。
独身者の考え

正直お付き合いをする前までは、軽い気持ちでした。
相手のことが興味あるし、相手もなんか僕に興味がある感じだったので、「これは仲良くなれそうだな」と思って近づいたんですけど、この当時は最悪うまくいかなくてもしょうがないかな。程度の軽い気持ちで毎日を最初は過ごしていました。
恋愛をしている時ってすごいときめくし、自分のことを良く見せるために懸命に努力をするし、時には見栄を張ったりすると思うんです。
その瞬間がすごい楽しいし、時には辛い経験もするんですけど、その経験が自分にとって糧になったりすることもあるんですけどね。
でもね、今だから話せるんですけど、「相手は違いますよ。」
シンママの考え

シンママ側で考えることは色々ありますよ。
これは妻から直接聞いた話です。
個人差はもちろんあると思いますが、共通する部分も多岐に渡ると思いますので参考程度に確認ください。
申し訳ない気持ち
シングルマザー目線で見た時に、純粋な独身者である相手に対して、「わざわざ私を選ぶのが申し訳ない」みたいな気持ちがあったみたいです。
それに伴い「ハンディのある私なんかが選んでもらえるわけはないよな・・・」
といった、当時は自己肯定感が低い感じだったみたいです。
自分ペースの遊ぶ時間も制限がある葛藤
母親はやることがたくさんありますよね。
朝の支度で子供を起こしたり、ご飯を作ったり、仕事をしたり、子供の迎えてから家事をして寝かしつけて・・・など、1日が忙しなくて自分の時間を作るのも大変なんです。
そんな中で恋愛をしていても時間的制約があり、中々他の独身者と比べても上手くできないことも多いです。
そのため、「相手に面倒臭いって思われても仕方ないかな」という半ば諦めた感情も抱きながらも、
「でも自分が楽しければいいかな」って必死に言い聞かせる気持ちも併せ持っていたりしたそうです。
知れば知るほど増す期待
2人での交際が続き、お互いに知っていくうちに「もしかしたら・・・あの人なら受け入れてくれる?」っていう期待の感情も募っていったそうです。
それと同時に、「早く子供とも仲良くなれば一緒にいる時間が増えるかも!」と言う期待もありました。
その期待の中にはこんな気持ちもあったみたいです。

子供達と一緒にいてくれる時間が増えたら私が楽になれる。
子供とも相手とも一緒にいれる一石二鳥ではないかというような、自身に向けた利己的な感情があったようです。
子供に逢わせる恐怖
とはいえ、いざ子供と会わせるとなった際に、子供が無理だったら破綻になるかも知れないと考えていたようです。
また、交際相手や子供から嫌だと言われたら受け入れるしかないなという「受け身の気持ち」があり、どちらかが嫌だと言われたらそれまでだなと思っていて、どちらかが受け入れられない時点で諦めるしかないという恐怖と、逆に両方受け入れてもらえればいい形に運びやすくなるなという期待もありました。
このようなことを色々考えていたみたいです。
世間的にどうしてもハンディがあるなという事実と認識があるため、そのような相反する感情が複雑に絡み合っていた状態です。
これらの男女の考えをもとに押さえておくべきポイント、どうしたら上手く交際から結婚までいく可能性が高まるのかを紹介させていただきます。
シングルマザーと知っているか知っていないか
大前提としてシンママと知っているのか、もしくはシンママ側が開示しているのかは絶対に必要になります。
シンママ側の情報開示

僕の場合は同じ職場であったというのですでに知ってしまっていたのですが、これから出会う方にとってはシングルマザー側は自身のことをできるだけ早めに開示する必要があります。
交際したあと、もしくは、交際するいい感じの直前に伝えられても、相手はただただ驚愕ですし、後出しで情報を出されたことで、さようならという最悪の形になりかねません!
当然開示することは心理的に大変だとは思いますが、後ろめたさで相手に隠すことはやめましょう。
寧ろ、シングルマザー側は開示した上で受け入れてくれる人を見極める必要はあります。
タイミングは様々だとは思いますが、少なくても本格的な恋愛に発展する前に自分の情報として伝えてあげたほうがいいです。
独身者は交際前にちゃんと知っておく

一方、独身者側はこの情報開示を把握する必要があります。
- 子供の数
- 年齢
- どんな子供か特徴
などは最低限知っておいてもいいです。
今後交際や結婚となったときに必ずついて回ってきますので、子供がどんなタイプなのかくらいは知っておくことで、いざ会うときに子供との向き合い方のヒントや予習になると思います。
僕は事前に知っておいたことで早く仲良くなれることができました。
相手が話したくないことは無理に聞かない

シンママを経験している人は大なり小なりそれに至る理由が当然あります。
シンママになった理由は様々です。
何も夫婦仲が悪くなって離婚してしまっただけではありません。
死別や家庭的なやむをえない事由により仕方なくひとり親の方もいらっしゃいます。
参考までにこちらのデータを参考にしてください。
母子家庭の場合、母子家庭の理由は令和3年の推定値で約8割近くが離婚によるものですが、それ以外の理由は2割あるということになります。
そのため、「なんでシングルなの?」といったことは、ちゃんと知りたいのであれば、相手が話しやすい環境をしっかり作ってからにしてください。
間違っても周りに人がいる時に聞くなどはやめたほうがいいです。
相手が離婚した理由であったとしても、その内容は表面でしか見えてこない可能性があるからです。
もししっかり話を聞く場を設けるならば、例えば、ゆっくり話せる個室でのディナーなどの場所の提供などをしてあげましょう。

好きだから、興味があるから、だけでガツガツ行きすぎても相手は困るだけですし、最悪嫌われてしまう可能性が高いです。
また、聞くにしても「嫌なら無理して話す必要はないよ」というスタンスでいてあげてください。
正直知れば知るほど、好きになればなるほど「なんでこのような人がシンママなんだろう?」「何か自分には見せてない素性があるのか?裏の顔があるのか?」「相手がどんな人だったのか?」とか色々聞きたいことはあると思いますが、矢継ぎ早に聞くのはグッと堪えて相手のペースを尊重して聞き耳を立ててあげましょう。
それよりもまず大切なことは「一緒にいて楽しい場の提供」です。
普段育児や仕事で大変なシンママに1人の女性としてしっかりお互いに肩書き関係なく接してあげる場を設けてあげましょう。
もちろん色々オープンに情報を赤裸々に開示してくれる方も沢山いますのでその時はただしっかり話を聞いてあげてくださいね。
交際判断は慎重に

交際する目前である、もしくは交際をするという前に、先ほどの情報はしっかり把握できてますか?
もちろん交際してから後から知る情報も沢山あると思います。
ですが、最低限でもシンママであることや、子供達の状況などを知っておかないと、後々出てくる事例に対応できなくなりますので注意が必要です。
また、自分がもし仮に父になった時にきちんとやれるのかは考えておく必要はあります。
個人の人格を変えるのはなかなか簡単に変えられることではありません。
その環境になってみていきなり考え方が変わったりして対応する人もいるでしょう。
ですが、それでも一度今自分の状態をしっかり整理したほうがいいです。
- 子供が好きである
- 冷静な判断ができる
- 暴力を振るわない
- 目の前のことから逃げ出さない精神、忍耐力がある
- 話し合うことができる
- 思いやりがある
- 気持ちの切り替えができる
最低でもこの項目全てクリアできるくらいの自己評価が必要だと思います。
これ全て逆だったら交際は一度考え直したほうがいいでしょう。
男女間でのトラブルでは回避できることがあったとしても、逆のことをしてしまう人が子供に向いてしますと小さければ小さいほど子供は泣くか、我慢するかしかでき得ません。
「これは当然クリアしてるよ」っと言った方でも、実際は上手くいくかどうなるかはわかりませんが、それでもいざ交際が始まるとなると以下のことがありますので、参考にしてください。
眠れない日は覚悟せよ


正直僕はこれが経験してて一番辛かったです。
交際した時にぶち当たる壁は、「生活リズムの違い」です。
今ならわかりきっているのですが、相手はシングルマザーで子供を育児する立場です。
まだ小さい子供がいるなら尚更ですが、子供が寝る時間などに合わせて寝かしつけるのですが、シングクマザーがどんなにパートナーと電話やLINEなどで連絡を取り合いたくても、寝かしつけている間にパタっと、子供と一緒に寝落ちしてしまったりします。
ずっと連絡を取り合っていても、夜の9時半くらいから急に連絡が来なくなります。
付き合ってからの形もありますが、まだ同棲や結婚に至ってない場合はこのようなことが日常茶飯事です。
こちら側としては「寝ちゃったんだな」と理解はしていてもまだ夜の10時前。
独身の身であれば全然遊んでいる時間であったり、なんなら仕事から帰ってきたばかりの時間です。
もっと子供が寝かしつけた後などに、話したいことやデートの決め事など色々したいと考えています。
そのように思っていても、寝落ちしてしまったり、連絡が急に来なくなってしまうために、なかなか話が進まないなんてこともあります。
終いには明け方の4時ごろにピロンとメッセージが送られてきたりとかあるわけです。
なかなか上手くいかないことが続くとどうしてもナーバスになりがちです。
僕なんかは「もしかしたら元夫と会っていたのか?」とか、「別の男がいるのか?」とか考えなくていいことまで考えてしまう始末でした。
「寝ちゃった、ごめんね」というようなメッセージが来たりしますが、疑心暗鬼になってしまうこともあります。
結果、いつ相手から連絡が来るかもわからないから起き続けて連絡が来るのを待つ。
といったことを続ける毎日もあり寝不足な日が続いてしまいました。
自分の経験から思うことは、「連絡方法、時間にも決め事を作っておく」です。
これをしなかったことでどちらも辛かったと思っています。
例えば、夜の9時以降は連絡はしない。その代わり、何時に電話をする時間を決める。などあらかじめルールを作っておくことでお互いにその枠の中で上手にやることができると思います。
当時の僕は、とにかく相手との仲を深めたいからこそ連絡回数に拘っていたのかも知れません。
本当に続けると体壊すので、このルールは話し合って決めたほうがいいですよ。
シングルマザーと独身者の生活リズムの違いに戸惑う

睡眠だけではありません。
デートする時にも違いはあります。
ここで話す内容はまだシングルマザーの子供と会っていない時の話です。
例えば、
- 朝からデートしても夜までは一緒に入れない。
- 保育園の迎えの時間には強制帰宅
- 自宅のお泊まりデートすら難しい。
- 旅行なんてもってのほか
朝からデートしても夜までは一緒に入れないことが多いです。
一緒にいた日でも保育園の迎えの時間が近づく頃には強制的に帰宅時間になってしまいます。
子供がいるので独身者の自宅のお泊まりデートすら難しいです。
他の大人の協力があったとしても、子供の準備や用事により朝方には気づいたら帰っていたなんてこともありました。
これは子供が小さければ尚更です。
ある程度高校生とか大学生など大きくなっていたら、理解はしてくれる子供も多いでしょうが、小さいうちはそうもいきませんし、何より子供のことが心配でできない人もいるでしょう。
そのため旅行なんてもってのほかですし、2人でお忍び旅行なんかもいけません。
このようにデート一つとっても制限がかけられます。
しょうがないと思っていても、そのようなことは全然あります。
そういった時間的制約もありますので、最初は物足りなさや納得しかねる気持ちになるかも知れません。
ですが、シングルマザー側の方は、子供の育児もしながら、周りの大人に頼ったりしてなんとか時間を作って交際していますので、理解と感謝してあげることは必須ですよ。
ではこれらの葛藤や悩みから解消するにはどうしたらいいでしょうか?
次からがとても重要です。
- 子供と会う
- 同棲を考える・する
- そのまま結婚する
そうです、もっと一緒にいたいなら結婚というゴールを見据えた上で次のステップにいくしかありません。
そのための最重要ミッションが、「子供に好かれる・認めてもらう・理解してもらう」です。
交際するなら結婚までの道筋をある程度立てておく

シングルマザーと交際をしたのであれば、どのように相手の家族とも仲を深めていくか検討する必要があります。
お互いに離れ離れで過ごしていると時間の合わない状況が続き最悪すれ違いになり、破局につながる可能性もあります。
その為には結婚や家族になることを前提に考えた上で、どういう付き合い方をしていくべきかも考えておくべきです。
その代表的な取り組みが「子供と会う」です。
子供と会う時期、合わせる時期がいつぐらいがいいのかはおおよそでも考えておくに越したことはありません。
早く会ってこの環境を変えたいのか、じっくりお互いのことを理解しあってからタイミングを見て子供を会わせるのか、会うとしたらどれくらいの交際期間で検討するのか、色々考え方があります。
ちなみに僕は出会ってから付き合うまでの期間も半年もなかったので、お互いもっと知ってからがいいかなと思い、子供と会うのはその後、一年後くらいでもいいかなと当初考えていました。
後述で述べますが、その考えは全く逆の結果になるわけですが、その当時は自分なりにお互いがストレスなく付き合えるようにはそのようにしたほうがいいのかなと考えていました。
また仮に自分が子供たちと仲良くなれたとして、どれくらいの期間で結婚をするのかも考えておいたほうがいいです。
ここで勘違いして欲しくないのは、あくまでも自分の考えたプラン通りに進めていく、というわけではありません。
これらは一緒になりたいと願う相手(シンママ)と必ず意見の相違が出てきますので、自分としての考えは事前にしっかり持っておいたほうがいいですよ。ということです。
シンママの意見を最優先に聞き入れよう

自分の中である程度の考えや道筋は考えた上で交際相手と仲を深めていくわけですが、次はお互いの関係を子供も踏まえた上でどうやってさらに深めて行こうか考えていきます。
その選択肢は様々ですが、交際をする以上は結婚前提で向き合う覚悟は必要だと思います。
その自身の覚悟と、相手の気持ちを擦り合わせていく必要があります。
ここで先に述べた子供と会うタイミングなどにも触れていきます。
僕の場合は交際をして1年くらいしてから会うのが良いのではないか?
そう思っていました。
けれど、相手からは交際して3ヶ月も経たないうちに子供と会ってほしいとの提案がありました。
彼女の意見はこうです。
確かにそうかも知れないな。と思い結果相手の意見を尊重し子供たちと会って、まだ純粋無垢な子供たちと打ち解けあうことができました。
このように子供たちと会う機会の時期を考えるだけでも、当時の2人にとっては大きなイベントです。
もちろんすぐに会うことをせずに、逆も然りであったかも知れません。
ですが、まず大切なのは、自分の考えは持ちつつも、相手の意見を最優先で尊重してあげたほうがいいです。
もちろん時にはこちらの言い分が相手にとって響き行動を変えることにだって繋がります。
独身ならではの考えもあると思うし、子育てママならではの考えもあります。
じっくりとお互いの考えを認めあった上でどうしたいのかを探り合って愛を育んでいくことがいいでしょう。
口コミ調べてみた
ここではいくつかの口コミを調べてみました。
バツイチでも好きな人だから関係ないっていってくれる関係の人もいらば、自分がバツイチだった時にいつ伝えるべきか悩んでいる人など様々な意見がありました。
まとめ:覚悟を決めたなら行動あるべし!
本記事の内容をまとめるとこんな感じです。
- シンママと知っているか、知っていないか
- 交際判断は慎重に。
- 眠れない日を覚悟せよ
- シンママと独身者の生活リズムの違いに戸惑う
- 交際するなら結婚までの道筋をある程度考えておく
- シンママの意見を最優先に聞き入れよう(自分の意見も伝えながら)
これからの出会い、もしくは今現在の出会いで悩んでいる方へ参考になればと思います。
婚活をする上でも参考にしていただければと思います。
ちなみにおすすめの婚活サイトもあります。

それがこちらの「marrish」になります。
こちらの婚活企業は、再婚者に向けてのサポートがあったり、再婚をされた自由などがいくつもあります。
累計マッチング数も1000万件も突破している実績もあり、これから新しい恋愛や婚活を目指す方にはおすすめになります。
是非ご自身が好きになった相手がシングルマザーであっても上手く成就できるように慣れることを願っています。

コメント